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【香川県全域と徳島市、鳴門市の生前対策】保険金と遺言書を上手に組み合わせる家族思いの方法

2025年09月11日

「生命保険があれば遺言書はいらない」と思っていませんか?実は、保険金と遺言書を上手に組み合わせることで、ご家族の生活をより確実に守ることができます。香川県高松市の司法書士が、保険金と遺言書の関係について、わかりやすく解説します。

目次

  1. 保険金と遺産は別物?基本の確認
  2. 保険金にまつわる「よくある誤解」
  3. 遺言書と保険金を併用するメリット
  4. 家族構成で考える、ベストな組み合わせ方
  5. 保険だけに頼るリスクとは?
  6. 遺言書を活用した安心の備え方
  7. まとめ:想いを「かたち」にする準備を
  8. 【無料相談受付中】お気軽にご相談ください

1. 保険金と遺産は別物?基本の確認

まず大切なのは、生命保険の「死亡保険金」は、原則として遺産ではなく、受取人が直接受け取る財産であるということです。たとえば、遺産分割協議をしなくても、保険会社に請求すれば受け取れる仕組みです。

つまり、受取人が「妻」となっていれば、遺言がなくてもその妻に保険金は支払われます。

2. 保険金にまつわる「よくある誤解」

「保険で十分」「保険があるから遺言は必要ない」と考える方が多いですが、それは危険な誤解です。

たとえば…

  • 受取人の変更をし忘れていた
  • 保険金の額が、相続税の支払いや生活費に足りなかった
  • 残された家族の間で、不公平感が生じた

こうしたトラブルを未然に防ぐには、遺言書で補完することが大切です。

3. 遺言書と保険金を併用するメリット

遺言書があることで、保険金以外の財産の分け方を明確にできます。また、保険金だけではカバーできない財産(不動産、預金、株式など)を誰に渡すか、想いを込めて指定できます。

保険金の分配が不公平になりそうな場合にも、遺言書でバランスを取ることで、家族間の感情的なトラブルを避けることができます。

4. 家族構成で考える、ベストな組み合わせ方

家族のかたちはそれぞれ違います。たとえば…

  • 配偶者と子がいる家庭:配偶者に保険金、子に遺言で財産指定
  • 子がいない夫婦:配偶者に保険金+遺言書で全財産を託す
  • 再婚・前妻との子がいる場合:保険金と遺言で丁寧に分配

保険と遺言を組み合わせれば、「誰に、どのように残すか」を柔軟に設計できます。

5. 保険だけに頼るリスクとは?

  • 受取人が先に亡くなっていた場合、再指定を忘れると保険金は「相続財産」になってしまう
  • 相続税の非課税枠(500万円×法定相続人)を超えると課税対象に
  • 保険以外の財産(不動産や預貯金)がスムーズに分けられない

こうしたリスクを考えると、やはり遺言書の活用は不可欠です。

※ただし、納税準備として現金を準備する目的で積極運用で利用する場合には、リスクにはなりません。

6. 遺言書を活用した安心の備え方

生命保険は「現金」ですぐ渡せる点で非常に便利です。

一方で、遺言書は「全体を整える設計図」として機能します。

  • 家族に公平感を持たせる
  • 不動産や預貯金も含めた分配ができる
  • 思いや感謝の気持ちを残すことができる

どちらか一方ではなく、「併用」することで、より安心な備えになります。

7. まとめ:想いを「かたち」にする準備を

保険金だけに頼らず、遺言書を組み合わせることで、より具体的に、ご家族を守ることができます。

大切なのは、あなたの「想い」をしっかり「かたち」にして伝えること。

相続の準備は、財産の問題だけでなく、心の準備でもあります。

8. 【無料相談受付中】お気軽にご相談ください

香川県高松市の「アイリス国際司法書士・行政書士事務所」では、

  • 保険と遺言のバランスをどう取るか?
  • 家族構成に応じた遺言の作り方
  • もめないための事前対策

について、無料相談を受付中です。

「保険に入ったから大丈夫」と思っている方にこそ、一度立ち止まって考えてほしいテーマです。

生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です(完全予約制)。

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遺言書

「夫婦ふたりだけだから安心」と思っていませんか?実は、夫婦どちらかが亡くなった後の相続手続きは想像以上に複雑です。香川県高松市・丸亀市を中心に香川県全域対応、徳島県(鳴門市・徳島市)にも対応する当事務所が、残された配偶者を守るための「遺言書の工夫」をやさしく解説します。