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綾川町の生前対策|失敗すると困る5つの実務トラブルと回避する具体手順(司法書士が解説)

2025年12月27日

結論:綾川町で生前対策を後回しにすると、「相続登記ができない」「金融資産が動かせない」「家族信託・後見で手詰まりになる」などの重大な実務トラブルが起こります。
これらは、相続発生後では取り返しがつかないことが多く、元気なうちに確実な準備を進めることが重要です。
本記事では、司法書士が実務経験に基づく失敗例と、その解決につながる対策手順を詳しく解説します。

【目次】

  1. 生前対策をしないと起こる5つの実務トラブル
  2. トラブル別・回避するための具体ステップ
  3. 相続登記義務化の実務ポイント
  4. 判断能力低下前に検討すべき制度
  5. 綾川町特有の注意点
  6. よくある質問(最適化Q&A)
  7. まとめ|実務目線で押さえるべきポイント

1. 生前対策をしないと起こる5つの実務トラブル

 生前対策を怠ると、綾川町でも次のような実務上の問題がよく発生します。

相続登記が進まず不動産が動かせない

不動産の名義変更(相続登記)が行われないままだと、

  • 売却
  • 抵当権設定
  • 土地活用

ができません。これでは財産を資産として活用できないまま残されてしまいます。

遺言はあるが内容が現実的でない

法的には有効でも、

  • 具体的な不動産の特定が不十分
  • 財産評価が現状と異なる
  • 家族との共有認識がない

などの理由で、実務では混乱が起こりやすくなります。

成年後見手続きが長期化する

認知症になると、本人の判断能力に応じて成年後見手続きが必要になりますが、

  • 家族信託の準備不足
  • 任意後見契約の未整備
  • 後見申立の争い

などが起こり、手続きが長期間に及ぶケースが増えています。

金融機関で手続きが進まない

預金の解約や住所変更が、本人の判断能力によってストップする場合があります。
これは、成年後見や委任契約が整っていないと発生しやすいトラブルです。

家族間で遺産分割協議がまとまらない

遺言書がない、又は曖昧な内容だと、相続人同士で協議がまとまらず、

  • 長期化
  • 感情的な対立
  • 訴訟化リスク

という大きな実務上の問題になります。


2. トラブル別・回避するための具体ステップ

【実務ステップ1】財産と関係者のリスト化

まず最初に行うべきは、財産の全リスト化と関係者の整理です。

✔ 不動産(所在地・地目・名義)
✔ 預貯金・保険・有価証券
✔ 借入・保証
✔ 推定相続人の確認

ポイント:不動産は公図・登記事項証明書で正確に確認します。

【実務ステップ2】遺言書の作成と実務的注意点

遺言書を作成する際は、次の点を必ず押さえます。

✔ 財産ごとの具体的な特定
✔ 相続人の明記(戸籍に基づく)
✔ 家族と事前に共有しておく

遺言書は「書けば終わり」ではなく、実務で使える形にすることが大切です。

【実務ステップ3】相続登記の事前計画

2024年からの義務化に伴い、対象不動産の整理と方針決定が必要です。

✔ 登記の期限管理
✔ 共有名義を避ける条件整理
✔ 生前贈与の検討(税務面も含めて)

不動産ごとに方針を決めておくことで、相続発生後の実務負担を軽減できます。

【実務ステップ4】成年後見・家族信託の検討

認知症等で判断能力が低下する前に、次を検討します。

✔ 任意後見契約
✔ 成年後見人の候補
✔ 家族信託による資産管理設計

ポイント:制度ごとのメリット・デメリットを理解し、家族構成に応じて選択します。

3. 相続登記義務化の実務ポイント

 相続登記の義務化により、以下の点が重要になります。

  • 期限内に登記しないと過料の可能性
  • 過去に発生した相続も対象
  • 不動産の共有状態は実務負担を増やす

相続登記は、単なる名義変更ではなく、資産管理の初期ステップです。生前に方針を決めておくことで、混乱を避けられます。

4. 判断能力低下前に検討すべき制度

 判断能力が低下してからでは選べない制度があります。

任意後見契約

  • 判断能力があるうちに契約を結ぶ
  • 将来の代理人を指定しておく

成年後見制度

  • 家庭裁判所の関与が必要
  • 裁判所の監督下での管理になる

家族信託

  • 委託者の判断能力が重要
  • 信託契約で柔軟な管理が可能

これらは、使いどころが異なるため実務的な理解が不可欠です。

5. 綾川町特有の注意点

綾川町では次の点に注意が必要です。

  • 不動産が農地・宅地の混在が多い
  • 相続人が町外・県外にいるケースが増加
  • 空き家対策との連動が進んでいる

こうした地域特性を見落とすと、実務上のトラブルが起きやすくなります。


6. よくある質問(最適化Q&A)

Q. 生前対策は何から始めればいいですか?
A. まずは財産のリスト化と関係者の明確化です。

Q. 遺言書はすぐに作るべき?
A. 財産がある程度整理できた段階で作成するのがおすすめです。

Q. 後見制度はどのタイミングで検討するの?
A. 判断能力が十分なうちに、制度のメリット・デメリットを把握して検討します。


7. まとめ|実務目線で押さえるべきポイント

 生前対策は、単なる「準備」ではなく、
相続後の混乱を避けるための具体的な実務設計です。

 綾川町の特性や実務観点を踏まえ、
以下の手順で進めることで、将来の負担を大幅に軽減できます。

  1. 財産・関係者の整理
  2. 遺言書・登記の設計
  3. 判断能力低下への備え
  4. 家族との共有
  5. 定期的な見直し

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