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香川県の相続登記|市町村別に見る実務上の注意点【2026年版】
2026年01月22日

相続登記は制度自体は全国共通ですが、実務での難易度は「不動産のある市町村」によって大きく異なります。
香川県では、土地の利用状況・評価額・相続人構成の違いが、手続きの複雑さを左右します。
本記事では、県内主要市町ごとの実務ポイントを整理します。
香川県の相続登記に共通する特徴

- 先代・先々代名義のままの土地が多い
- 農地・宅地・山林が混在している
- 評価額は低いが筆数が多い
- 県外在住の相続人が多い
高松市

- 分譲住宅・マンションが多い
- 共有マンションの売却相談が多発
- 抵当権抹消未了物件が残りやすい
- 評価額を巡る相続人間の対立が多い
丸亀市

- 農地付き宅地が多い
- 農地転用の可否が問題になりやすい
- 相続人が多数化しやすい
- 戸籍収集に時間がかかる案件が多い
坂出市

- 旧工業地帯・住宅地の混在
- 長期空き家の管理問題
- 相続人不在・連絡不能ケース
- 共有状態の固定化が多い
善通寺市

- 旧家・先祖代々の土地が多い
- 分筆未了の広い宅地
- 境界不明・筆数過多
- 遺産分割協議が長期化しやすい
観音寺市
- 山林・原野・空き家が多い
- 利用価値の低い不動産が残りやすい
- 管理責任の所在が問題化
- 放置期間が長期化する傾向
三豊市

- 農地・山林・宅地が点在
- 取得希望者が決まらない
- 不要不動産の押し付け合い
- 固定資産税のみ負担が残る
さぬき市
- 低評価額の土地が多い
- 相続人の県外居住率が高い
- 現地管理が困難
- 共有状態の長期化
東かがわ市

- 小規模宅地・農地が中心
- 連絡不能相続人が出やすい
- 相続関係説明図が複雑化
- 家庭裁判所手続きに発展しやすい
木田郡(三木町)

- 新興住宅地と農地の混在
- 宅地造成後の権利整理不足
- 共有名義のまま売却不可
- 住所変更未登記が多い
綾歌郡(宇多津町・綾川町)

- 分譲地・農地の混在
- 共有地の処分が困難
- 転用許可・境界問題
- 相続人間の意見対立
仲多度郡(琴平町・多度津町・まんのう町)

- 山林・農地・旧宅地が多い
- 利用計画が立たない
- 放置による権利関係の複雑化
- 相続人増加リスクが高い
管轄法務局で多い補正指示

- 住所・氏名の不一致
- 評価証明書の年度違い
- 共有割合未記載
- 戸籍の連続性不足
まとめ
- 香川県の相続登記は「場所ごとに難点が違う」
- 市町村名を意識した実務対策が必須
- 早期着手が最大のリスク回避策

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