●① 県内最大の都市でありながら高齢化・単身高齢者が増加
高松市は香川県の中心都市で、病院・介護施設・行政サービスが多く整備されています。
一方で、高齢者単身世帯の増加 が顕著で、「自分の最期を自分で決めておきたい」「子どもに迷惑をかけたくない」という相談が毎年増えています。
●② 認知症による"財産管理の停止"が現実的リスクに
銀行手続き、不動産の売却、保険の変更などは、認知能力が低下するとほぼできなくなります。
高松市では、この理由で相談に来られる方が特に多く、
- 施設入居費の支払いができない
- 固定資産税の支払い方法が変更できない
- 実家を売りたいのに売れない
という問題が頻発しています。
●③ 空き家率の上昇と"遠距離相続"の増加
高松市中心部や郊外では空き家の増加が顕著です。
さらに、子どもが大阪・東京など県外で暮らしている家庭が多く、
急な入院 → 手続きが進まない
というケースが増えています。
2.生前対策の3つの柱
生前対策は大きく分けて以下の3つです。
●① 遺言書──相続トラブルを防ぐ最も基本的な対策
高松市で特に多い相談として、
実家を誰が相続するかでのトラブル
があります。
遺言書があれば、
- 兄弟間で揉めない
- 相続手続きがスムーズ
- 不動産や預金の分け方が明確
となります。
高松市の方は、公証役場(高松市番町)で作成できる
公正証書遺言
が最も確実でおすすめです。
●② 家族信託──認知症対策として急増中
家族信託は、認知症になっても家族が財産管理を続けられる仕組みです。
高松市で多い活用例:
- 実家を売却・賃貸できるようにしておく
- 銀行口座を子どもが管理できるようにする
- 施設入居後の生活費管理を家族が担当する
特に不動産を複数持つご家庭は必須と言える対策です。
●③ 任意後見──生活面のサポート準備
任意後見は「判断能力が低下したとき」に備える制度です。
- 施設の契約
- 病院の手続き
- 介護サービス利用
- 公共料金や家賃の支払い
など生活面の支援を家族や信頼できる人に任せられます。
高松市のように都市部で単身高齢者が増える地域では、特に重要な制度です。
3.高松市で増えている具体的な相談ケース