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観音寺市で土地を相続したら?「相続登記義務化」で損をしないための5つのポイント

2025年11月04日

観音寺市で親の土地や家を相続した方へ。
2024年4月から「相続登記の義務化」が始まりました。
名義を変えずに放置しておくと、10万円以下の過料の対象になることも。
香川県全域で相続相談を受ける「アイリスあんしん終活相談所」が、
観音寺市の方が今すぐ知っておきたい注意点や、最短で登記を済ませるポイントをわかりやすく解説します。

【目次】

  1. 相続登記の義務化とは?観音寺市でもスタート
  2. 「3年以内に登記」がルール。期限と罰則をチェック
  3. 観音寺市で増える相談:「空き家」「県外相続人」「共有名義」
  4. 相続登記の手続きの流れと必要な書類
  5. 登記をしないとどうなる?過料以外のトラブルも
  6. 「相続人申告登記」でとりあえず間に合わせる方法
  7. 登記をスムーズに進めるコツ──司法書士に相談するメリット
  8. まとめ:観音寺市で"損をしない相続"を実現するために

1. 相続登記の義務化とは?観音寺市でもスタート

 これまで「相続登記(名義変更)」は、義務ではなく任意でした。
しかし、放置された土地や空き家が全国的に問題となり、
誰のものか分からない「所有者不明土地」が増加。

 観音寺市でも例外ではなく、
市街地の住宅や郊外の農地などで「名義が亡くなった方のまま」というケースが多く見られます。

 この状況を解決するため、
2024年(令和6年)4月1日から、相続登記の義務化制度が全国一斉にスタートしました。

2. 「3年以内に登記」がルール。期限と罰則をチェック

 新しい制度では、相続が発生し、不動産の名義を引き継ぐことを知った日から3年以内に登記をしなければなりません。

 期限を過ぎても正当な理由なく登記しないと、
**10万円以下の過料(行政罰)**を科される可能性があります。

つまり、「いつかやろう」ではもう通用しません。
観音寺市で土地や家を相続した方は、
早めに手続きを始めることで、後のトラブルを防ぐことができます。

3. 観音寺市で増える相談:「空き家」「県外相続人」「共有名義」

アイリスあんしん終活相談所にも、観音寺市の方から次のようなご相談が増えています。

  • 「実家が空き家のままで、誰も住んでいない」
  • 「相続人が県外にいて、書類のやり取りが進まない」
  • 「兄弟3人で共有名義にしたまま何年も放置している」

このような状態を続けると、
売却・解体・賃貸などの手続きができなくなるだけでなく、
次の相続が起きたときに名義がさらに複雑化してしまいます。

 実際、観音寺市では「祖父名義の土地を相続したいが、相続人が10人以上になっていた」という例も。
そうなると、話し合いだけで数か月かかってしまいます。

4. 相続登記の手続きの流れと必要な書類

 観音寺市を管轄するのは高松法務局 観音寺支局(住所:観音寺市坂本町五丁目1番5号)。
登記の手続きは、基本的に次のような流れで行います。

  1. 戸籍の収集(被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍)
  2. 相続人の確定(家系図のように相続関係を整理)
  3. 遺産分割協議書の作成(相続人全員で話し合い)
  4. 登記申請書を作成・提出(観音寺支局またはオンライン)
  5. 登記完了証を受け取る

必要書類の例:

  • 相続人全員の印鑑証明書・住民票
  • 被相続人の除籍・改製原戸籍
  • 固定資産評価証明書(観音寺市役所資産税課で取得)

書類集めや申請書の作成には専門的な知識が必要ですが、
司法書士に依頼することで、スムーズに進めることが可能です。

5. 登記をしないとどうなる?過料以外のトラブルも

登記をしないことで起きるのは「罰金」だけではありません。

  • 不動産の売却・名義変更・担保設定ができない
  • 固定資産税の請求が滞る
  • 「空き家対策特別措置法」により特定空き家として指導を受ける
  • 相続人同士のトラブルに発展する

観音寺市では、相続登記を怠ったことで、
家屋の解体や売却に必要な手続きが進まず、最終的に相続人全員が困ったという事例もあります。

6. 「相続人申告登記」でとりあえず間に合わせる方法

 「相続人の間で話がまとまらない」「登記まではまだ時間がかかりそう」という方は、
まず**「相続人申告登記(所有者申告登記)」**を行う方法があります。

 これは、相続人の一人が「自分が相続人であること」を法務局に申告する制度です。
 期限内に申告しておけば、登記をまだ完了していなくても過料の対象外になります。

 ※ただし、この相続人申告登記は相続登記そのものではありません。放置すると次の世代でも問題になってきます。

 観音寺支局でも申告登記の受付が始まっており、
相談件数も増加傾向です。

7. 登記をスムーズに進めるコツ──司法書士に相談するメリット

 「登記は自分でできる」と思われる方もいますが、実際には
 戸籍の収集や書類の記載ミスなどで、手続きが止まることが多いです。

司法書士に依頼することで、

  • 書類の不備がなくスムーズに完了
  • 相続人全員が揃わなくても、進め方の提案が可能
  • 将来の相続や不動産整理も見据えたアドバイスが受けられる

アイリスあんしん終活相談所では、
観音寺市や三豊市など香川県西部エリアに特化したサポートを行っており、
登記後の「空き家活用」「生前対策」までを一貫してご相談いただけます。

8. まとめ:観音寺市で"損をしない相続"を実現するために

 相続登記の義務化は、「知らなかった」では済まされません。
観音寺市で土地や家を相続したら、3年以内に登記を行うことが大切です。

  • 相続人が多い場合は早めに戸籍を確認
  • 遺言書がない場合は、話し合いを先延ばしにしない
  • 登記の期限に間に合わないときは「相続人申告登記」を活用

そして何より、専門家に相談することで、
「面倒な手続き」から「家族の安心」に変えることができます。

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