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【第2回】財産の“見える化”から始めよう|エンディングノートとチェックリスト活用術

2025年07月11日

香川県高松市でも相続登記義務化が始まり、財産の把握は生前対策の第一歩となっています。本記事では、エンディングノートやチェックリストを活用した財産の"見える化"の方法と、家族に安心を残す準備の始め方を解説します。

目次

  1. なぜ財産の"見える化"が必要なのか
  2. 財産の全体像を把握するチェックポイント
  3. エンディングノートの活用法
  4. 実際の書き方とよくある質問
  5. 香川県・高松市での活用事例
  6. まとめ:未来のトラブル回避の第一歩
  7. 無料相談のご案内

1. なぜ財産の"見える化"が必要なのか

 財産の内容を家族が正確に把握していないと、相続時に混乱が生じることが少なくありません。相続登記の義務化により、不動産の名義変更は避けて通れない手続きとなりました。香川県でも、空き家や農地の相続手続きで遺族が困っている例が増えています。

 財産の"見える化"とは、保有している資産と負債を明確にリスト化すること。これにより、遺言の作成や相続税対策もスムーズに行えます。

2. 財産の全体像を把握するチェックポイント

 以下のような項目を一覧にまとめておくと、相続の準備が効率的に進みます。

  • 預貯金(銀行名・支店・口座番号)
  • 不動産(所在地・登記情報・評価額)
  • 株式・投資信託などの金融商品
  • 生命保険・年金の加入状況
  • 借入金・ローンの有無
  • 金融以外の資産(車・骨董品・貴金属など)
  • クレジットカードや電子マネーの登録状況

 これらの情報は、書面だけでなくデジタル(パソコン・スマホ)でも管理可能です。

3. エンディングノートの活用法

 エンディングノートは、自分の情報・意思・希望を整理して書き残すためのツールです。法的な効力はありませんが、遺族への"想い"や"意思表示"として非常に有効です。

 香川県内でも、終活セミナーや司法書士事務所でノートの記入支援を行っているところが増えており、ご自身の状況に合わせたテンプレートが用意されている場合もあります。

主な記載項目:

  • 自分のプロフィール(氏名・生年月日・血液型など)
  • 財産一覧と保管場所
  • 医療・介護に関する希望
  • 葬儀・供養の希望
  • 大切な人へのメッセージ

4. 実際の書き方とよくある質問

 エンディングノートを書く際は、「完璧」を目指すより「始めてみる」ことが大切です。すべての項目を一度に埋める必要はなく、書きやすいところから少しずつ記入するのがコツです。

よくある質問:

  • Q:ノートはどこで手に入りますか? A:書店、文具店、インターネット、または当事務所で配布中です。
  • Q:内容を後から修正しても大丈夫ですか? A:もちろんです。鉛筆やフリクションペンなどで書いておけば簡単に修正できます。
  • Q:家族に見せたくない部分がある場合は? A:一部は封筒などで分けて保管する、信頼できる第三者(司法書士など)に預ける方法もあります。

5. 香川県・高松市での活用事例

 例えば、高松市内にお住まいの70代女性は、エンディングノートと財産目録を事前に整えていたことで、急な入院後も家族がスムーズに手続きを進めることができました。

 また、香川県西部の農地を複数持つ方が事前に不動産の登記情報をまとめていたケースでは、相続登記も短期間で完了し、相続人同士のトラブルも未然に防がれました。

6. まとめ:未来のトラブル回避の第一歩

 財産の"見える化"は、終活の中でも最初に取り組むべき重要なポイントです。書類の整理や情報の共有は、自分の安心だけでなく、家族への思いやりでもあります。

 香川県高松市で終活・相続の準備を進めたい方は、まずはエンディングノートから始めてみましょう。

7. 無料相談のご案内(CTA)

アイリスあんしん終活相談所では、エンディングノートの使い方や財産整理のご相談も無料で承っております(予約制)。

  • 📞 電話予約:087-873-2653
  • 🌐 お問い合わせフォームはこちら
  • 土日祝も可能な限り対応いたします。

相続税に不安がある方には、毎月第3水曜の「相続法律・税務無料相談会」もご利用ください。

  • 予約専用:087-813-8686
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