香川県の相続手続きで、見落としがちな"落とし穴"に気づいていますか?登記・相続税・遺産分割で後悔しないために、香川県 高松市の司法書士・税理士による無料相談会(毎月第3水曜開催)でプロに相談しましょう。90分対応・完全予約制。
【第2回】「自分憲法」で他人を裁く人たち〜“正義”が暴走するとき〜

「その考え、普通じゃないよね?」「常識でしょ?」「普通はこうするもんでしょ?」
そんな言葉に違和感やモヤモヤを抱いた経験はありませんか?
あなたの感じたその違和感、もしかすると相手は"自分憲法"であなたを裁いていたのかもしれません。
"自分憲法"とは、自分の中のルールや常識を絶対的な正義と信じ、それを他人にも押し付ける態度のこと。
本記事では、「自分憲法」がなぜ問題なのか、どんな人がその傾向にあるのか、また、対処するにはどうすればいいかを解説していきます。
■目次
- 「自分憲法」とは何か?
- 自分憲法を振りかざす人の特徴
- なぜ"正義"が暴走してしまうのか
- 自分憲法に巻き込まれたときの対処法
- 「正しさ」と「多様性」のバランスとは
1. 「自分憲法」とは何か?

「自分憲法」という言葉は、明文化されてはいないものの、その人の中で絶対的な"正しさ"として機能している価値観の体系を指します。
例えば――
- 「朝は早起きするべき」
- 「男はこうあるべき」
- 「年下が年上に意見するのは失礼」
これらはあくまで個人の価値観であり、社会全体の共通ルールではありません。しかし、"自分憲法"を持つ人はそれを当然のルールだと思い込み、他者にまで適用しようとします。
そして、「自分と違う=間違っている」と捉えるため、対話や共感が成立しにくくなるのです。
2. 自分憲法を振りかざす人の特徴

自分憲法を強く信じ、他人に押し付けがちな人には、いくつかの共通点があります。
●① 自信がないがゆえに、自分の正しさを守りたい
意外に思われるかもしれませんが、自分憲法に固執する人ほど、内面には不安や劣等感を抱えていることが多いです。
「自分の考えが正しい」と思うことで、自尊心を支えているのです。
●② 過去の成功体験に固執している
「自分はこのやり方でうまくいったんだから、他人もそうすべき」と考える傾向があります。
しかし、時代も状況も人も変わっているため、過去の成功体験が常に通用するとは限りません。
●③ 多様性への理解が乏しい
「人それぞれ」という前提が欠如しており、価値観の違い=敵対や否定と受け取りやすいため、他人の考え方に強い拒否反応を示します。
3. なぜ"正義"が暴走してしまうのか

自分憲法を武器にした"正義の暴走"は、本人に悪意がないからこそ厄介です。
●① 善意だからこそ止まらない
「あなたのために言ってるんだよ」という一言。
それは、正論と同じく、相手の心に踏み込みすぎてしまう危険性をはらんでいます。
善意が"暴力"になる瞬間は、しばしばこの言葉の後に訪れるのです。
●② 批判されると強く反発する
自分憲法に疑問を呈された瞬間、アイデンティティの危機として受け止めてしまい、攻撃的になることも。
そのため、建設的な対話が成立しづらくなります。
4. 自分憲法に巻き込まれたときの対処法
「それは違う」と言いたくなったときこそ、一呼吸。
相手の"憲法"に巻き込まれすぎず、自分を守る術を持つことが大切です。
●① 「それはあなたの考えですね」と心の中で線引きする
直接言わずとも、心の中で「それはあくまでその人のルールだ」と割り切るだけで、精神的な距離がとれます。
"自分憲法"は他人に効力を及ぼすものではないと認識しましょう。
●② 無理にわかり合おうとしない
価値観の根底が違う人とは、無理に歩み寄ろうとせず、「わかり合えないこともある」と認める勇気を持つことが、心を守るポイントです。
●③ 関わらないという選択肢もある
相手があまりにも強硬であったり、自分に悪影響を与えると感じたときは、物理的・心理的な距離をとることも一つの手段です。
「逃げる」ではなく、「守る」選択です。
5. 「正しさ」と「多様性」のバランスとは
社会に生きる以上、一定のルールやモラルは必要です。
しかし、それは絶対ではなく、人の数だけ価値観が存在しているという前提を忘れてはいけません。
- 自分の「正しさ」を疑ってみる
- 相手の背景を想像してみる
- 「違いがあること」が前提の対話をする
この3つを意識することで、"自分憲法"の押しつけから少しずつ自由になり、より柔軟な人間関係が築けるはずです。
■まとめ
「正論」が暴力になるとき、その背景には"自分憲法"という無自覚な価値観の押しつけが存在します。
「正しさ」は時に人を救いますが、押しつけられた「正義」は、心を縛り、関係を壊すこともあるのです。

まずは、「あなたのその苦しさは、あなたのせいじゃない」ということを、心に留めてください。
次回(第3回)は、**「正論マウント」への対処法〜心をすり減らさないために〜**をお届けします。
自分の気持ちを守りながら、人間関係をこじらせないコツを、より実践的に掘り下げていきます。
最新のブログ記事
【2026年版】善通寺市で失敗しない生前対策|弁護士・司法書士が伝える実務ノウハウ
結論から言えば、生前対策の成否は「手段の選択」ではなく、「順序と専門家の関与」で決まります。
善通寺市でも、遺言・家族信託・任意後見といった制度を"部分的に"導入した結果、かえって手続きが複雑化するケースが後を絶ちません。本記事では、2026年時点の法制度を前提に、弁護士・司法書士の実務経験から、生前対策を失敗させないための考え方と具体的プロセスを整理します。
【2026年版】高松市の生前対策を完全解説|司法書士が現場で教える失敗しない進め方
結論:
高松市の生前対策は「遺言・財産の見える化・判断能力低下への備え」の3点をまず整えることが重要です。
【2026年版】相続登記義務化で何が変わる?三豊市の事情と相続全体の流れ
結論からお伝えします。
相続登記義務化によって、相続手続きは「あとで考えるもの」から
「最初に整理すべきもの」へと変わりました。




