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【第1回】「世の中がおかしい」と思える自分を信じる──違和感は生きる力の証

昨今の日本社会では、政治への不信感、経済格差の拡大、将来の不安など、暗いニュースが続いています。自殺者数や失業者数の増加も深刻な社会課題となっており、もはや「自己責任」と一言で片づけられる時代ではなくなりました。この記事では、「この社会はどこかおかしい」と感じている方に向けて、その違和感こそが健全な感性であり、生きる力の根源であるという視点から、希望を持って生きていくための第一歩を探っていきます。
📌目次
- 「自己責任論」の限界と構造的な問題
- 違和感を覚える感性は、鈍っていない証拠
- 「自分が悪い」と思わなくていい
- 心を守るための"正しい怒り"との向き合い方
- 違和感を言葉にして、共有するということ
- おわりに──違和感は、希望のはじまり
1. 「自己責任論」の限界と構造的な問題

「努力が足りない」「考えが甘い」──そんな言葉が社会の至るところで聞かれるようになって久しいですが、果たしてそれは本当に正しいのでしょうか?
実際には、どれだけ頑張っても非正規雇用から抜け出せない人、制度の網からこぼれ落ちてしまう高齢者、物価高に苦しむ子育て家庭など、"個人の力ではどうにもできない"壁に直面している人がたくさんいます。これは明らかに「構造の問題」であり、個人の責任に押しつけること自体が不誠実です。
2. 違和感を覚える感性は、鈍っていない証拠

そんな社会の中で、「なんかおかしい」「どうしてこんなに生きづらいんだろう」と感じること。
実は、それこそが健全な感覚です。
違和感を覚えるというのは、感受性が働いている証拠。
つまり、自分の内なる「センサー」が、まだ壊れていないということです。
「気にしすぎだよ」「もっとポジティブに考えなよ」と周囲に言われることもあるかもしれませんが、その違和感は無視すべきものではありません。むしろ、それを見つめることから、現実を変える小さな一歩が始まるのです。
3. 「自分が悪い」と思わなくていい

「生きづらいのは、自分が未熟だから」「うまくやれないのは、努力が足りないから」
そんなふうに、自分を責めてしまう人がとても多いです。でも、それは社会があなたに"そう思わせるように"設計されているからかもしれません。
失業や孤独、経済的困窮のような苦しみは、自己責任ではありません。
「自分が悪い」と思い込むことは、自分の心を蝕むだけです。
まずは、「こんな社会じゃ、生きづらくて当たり前なんだ」と、自分に優しく語りかけてあげることから始めてみましょう。
4. 心を守るための"正しい怒り"との向き合い方
違和感を覚えるとき、そこには怒りもあります。
怒りは、ネガティブな感情のように見えますが、それは心を守ろうとする本能的な反応です。
だからこそ、「怒っている自分」を否定せずに、受け入れることが大切です。
ただし、その怒りを自分に向けてしまうと、自己否定に変わってしまいます。
そうではなく、「どうしてこうなったのか」「誰が、どの仕組みが、何を見落としているのか」と問い直し、怒りを建設的なエネルギーへと変えていく──それが"正しい怒り"との付き合い方です。
5. 違和感を言葉にして、共有するということ

「なんかおかしい」と思った時、それを誰かと共有することもとても大切です。
家族や友人でもいいし、SNSで小さくつぶやくのでもいい。
言葉にすることで、その感情が"輪郭"を持ち、共感やつながりが生まれてきます。
「わたしも同じことを思っていた」という声が集まれば、それはもう「個人の悩み」ではなく「社会の問題」になります。
孤独に押しつぶされそうなときほど、「その違和感を外に出してもいい」と、自分に許可を出してみてください。
6. おわりに──違和感は、希望のはじまり
社会の暗い現実に対して、何も感じなくなるのは危険です。
見て見ぬふりをすることで心を守ることも一つの選択ですが、違和感を感じるあなたには、きっとまだ希望があります。
「こんな社会じゃ、だめだ」と思えるからこそ、「もっと良くできる」という想いが芽生えるのです。
それはきっと、未来を変える力になります。
自分の中の違和感に耳を澄まし、その声を大切にしながら、生きる力へとつなげていきましょう。

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