ここでは徳島市のご家族が「今日からできる」対策だけを整理しました。
いずれも司法書士が現場で"本当に役立った"効果の高い方法です。
① 財産の整理(金融資産・不動産・借入をリスト化)
財産の内容を明確にすることが、生前対策の最初のステップです。
難しく考える必要はなく、
- 預金口座
- 生命保険
- 不動産の名義
- 借入やローン
などを一覧化するだけで大きな前進です。
特に徳島市では、
「実家の不動産が古く名義が曽祖父のまま」
「固定資産税の納付書は誰の名義?」
といった"名義不明物件"が発見されやすいため、早めの把握が重要です。
② 不動産の名義確認と将来の方針決め
徳島市では、中心部・郊外ともに「空き家予備軍」の物件を複数持つ方も多いです。
まず確認したいのは次の2点:
- 名義は自分または親名義のままか
- 将来、住むのか/売るのか/貸すのか
これを決めておくだけで、家族の負担は大きく減ります。
場合によっては家族信託を使い、売却・管理の権限を預ける方法も有効です。
③ 遺言書の作成
もっとも誤解が多いのが「うちは大した財産がないから、遺言書はいらない」という考え方です。
実際には、トラブルの8割は"小さな財産"で起こると言われています。
遺言書があるだけで、
- 相続手続きがスムーズ
- 不動産の売却が可能
- 家族の話し合いや不仲を防ぐ
といったメリットがあります。
徳島市で特に多いのは、
- 子どもが県外に住んでいる
- 親が単身で暮らしている
というケースで、この場合 遺言書は必須レベル です。
④ 生命保険の整理
生命保険は相続対策に非常に相性が良く、
- 一定の金額を確実に渡せる
- 手続きが速い
- 分割や公平性の調整がしやすい
という利点があります。
「遺言書+生命保険」という組み合わせは、現場でももっとも効果が高い対策の一つです。
⑤ 成年後見・家族信託の検討
認知症になると、
- 不動産を売れない
- 銀行口座が凍結される
- 場合によっては施設入居費の支払いが困難
といった事態が起こります。
家族信託は、
「将来に備えつつ、家族が財産を柔軟に扱える」
というメリットがあり、徳島市でも相談が急増している分野です。
3.徳島市特有のリスクと解決策