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(第13回)生前贈与の基本と実務フロー — 制度選択から手続き完了までの進め方 —

生前贈与は「制度を知ること」よりも、
正しい順序で手続きを進めることが成功の分かれ道です。
制度選択を誤れば税負担が増え、
書類や申告を怠れば贈与が否認されることもあります。
本記事では、生前贈与を安全に進めるための
**実務フロー(準備→契約→実行→申告)**をわかりやすく整理します。
目次
- 生前贈与の目的整理
- 制度選択の基本
- 贈与計画の立て方
- 贈与契約の実務
- 財産別の手続き方法
- 税務申告のポイント
- よくある実務ミス
- 専門家が関与すべき場面
- 実務フローまとめ
- まとめ
1. 生前贈与の目的整理

生前贈与は手段であり、目的は次の3つです。
- 相続税負担の軽減
- 財産承継の前倒し
- 家族間トラブルの予防
目的が曖昧なまま進めると、制度選択を誤ります。
2. 制度選択の基本

代表的な制度は2つです。
■ 暦年贈与
- 年間110万円まで非課税
- 少額を長期分散
■ 相続時精算課税制度
- 累計2,500万円まで贈与時非課税
- 相続時に精算
選択基準は
財産額・年齢・相続までの期間です。
3. 贈与計画の立て方

実務では以下を整理します。
- 誰に贈与するか
- 何を贈与するか(現金・不動産・株式など)
- いつ行うか
- 税負担の試算
- 相続全体への影響
4. 贈与契約の実務

口約束は不可です。
必要事項:
- 贈与者・受贈者の特定
- 贈与財産の明確化
- 贈与日
- 署名押印
贈与契約書の作成が基本となります。
5. 財産別の手続き方法

■ 現金
- 銀行振込で履歴を残す
■ 不動産
- 所有権移転登記が必要
- 登録免許税・不動産取得税に注意
■ 株式・持分
- 名義書換手続き
- 議決権への影響確認
6. 税務申告のポイント

- 贈与税申告期限:翌年3月15日まで
- 非課税枠内でも記録は保存
- 精算課税制度は届出必須
7. よくある実務ミス

- 契約書未作成
- 手渡し現金で証拠不足
- 不動産登記の未了
- 制度併用の誤認
- 税務申告漏れ
8. 専門家が関与すべき場面

次の場合は専門家関与が不可欠です。
- 不動産を含む贈与
- 高額資産の移転
- 相続税対策を兼ねる場合
- 家族間の利害調整が必要な場合
9. 実務フローまとめ
生前贈与の実務手順:
①目的整理
②制度選択
③贈与計画
④契約書作成
⑤財産移転手続き
⑥税務申告
⑦記録保管
10. まとめ
生前贈与は制度理解だけでは不十分です。
手続き・証拠・申告まで完了して、
初めて「有効な贈与」になります。
実務の正確さが、
将来の税務否認や家族トラブルを防ぎます。

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