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司法書士を目指されている方へ(「好きこそものの上手なれ」)

私は、初めから法学が好きだったかと言われれば、答えは「No」です。子供のころから法学が好きであれば、理系の大学に行ったり、インターネット関連の知識を習得するために留学したりしないですもんね。それでは、どうやってその辺りを克服したのかをお話したいと思います。
目次
1.「好きこそものの上手なれ」とは?
2.「好き」は才能(岡田斗司夫ゼミ参照)
3.法学を「好き」になるには?
4.まとめ
1.「好きこそものの上手なれ」とは?
「好きこそものの上手なれ」というのは、成句で、その意味は、「楽しんでやることによってうまくなるものであるということ、又は、あることに熟達するには、それを楽しめるようになることが肝要であるということ。」です。
今の私は、今の仕事を本当に様々な苦労はある者の楽しんでやっていますので、熟達に向けて一歩ずつ進めているのだと思います。
先にも書いたように、初めからこの状態だったのかと言いますとそうではありません。しかし、5年間も司法書士試験と向き合って、理解が進むとある点を越したときに「おもしろく」感じ始めました。

しかし、もし試験に合格できていなかった場合、ここまでになっていたかと言われると、好きになんてとてもなれませんよね。岡田斗司夫ゼミで、面白いことを解説されていましたのでご紹介いたします。
2.「好き」は才能(岡田斗司夫ゼミ参照)
「「好き」っていうのはね、実は才能なんですよ。
「分かる」ってことなんですよ。
音楽のあるジャンルが好きだとか、その良さがわかるということなんですよね。
例えば、僕は好きな声優さんがほとんどいないんですよね。ということは声優さんの良し悪しが、あんまり実はわかってないんですよ。
「絵」もですね興味がない、好きじゃないんです。美術館に行ったら「やっぱり時間の無駄だったな」と思うんですよね。その代わり模型の箱絵は、やたら見るんですよ。目的が違うからなんでしょうね。
ただですね、「好き」というのは才能なんですけど、それは自分の興味を持った方向にしか行かないので、・・・例えば、ギターが好きだったら、「引く努力が苦にならないはずだ!」とはならないんですよね。ギターが好きというのは、「ギター演奏している自分を空想するのが好き」っていうのもあるんですよ。実際に指を動かしてみると「ああ、思った通り動かない。好きじゃない・・・」っていうこともあります。その人によってはまるものが違うから、純粋にプレーするのが好きな人は、どんどんどんどん練習時間が勝手に伸びていくだけだと思うんですよね。
好きなのに「本気になれない」っていうのはね、自分の好きの方向を誤解せずに考えた方がいいと思います。」(引用終わり)

3.法学を「好き」になるには?
2の話を参照すると、自分の好きの方向が、「司法書士試験合格」もしくはその先の「司法書士として独立開業」を向けているのかを少し考えてみてください。目先のわからないことだけにとらわれていたり、別の事柄(例えば、司法書士になったら会社が辞めれるなんかだと思います。)にとらわれていませんか?もし、とらわれている場合、早急に修正する方向に向けることが重要です。なぜなら、この試験は「合格」しなければ、司法書士には絶対になれないからです。いくら民法が完璧でも、試験に落ちたら司法書士にはなれないんです。「合格」を意識するようにしてください。
4.まとめ
岡田斗司夫ゼミの中で、ギターの例が出ていましたが、私は大学時代にギターをはじめました。大学時代はもちろん社会人になってもなかなか、まともに弾ける状態ではありませんでしたが、30代半ばで様になるようになってきました。引けなかった原因は、音楽の「理屈」「理論」を過剰に意識しすぎて、途中で引いている指がついてこなくなってしまっていたからです。特にソロパートで、泣きそうになるくらい下手糞でした。今では、だいぶまともになっています。それは、曲をしっかり聞いて、構成のコードから、ソロの大体の音の構成要素を推察することができるようになり、完ぺきではなくてもそれっぽく弾けるようになりました。弾けるようになって、さらにギターが「好き」になったと思います。
同じように、司法書士で独立開業当初は、解らないことだらけでしたが、意外と司法書士試験で学んだ知識が、ダイレクトに生かせることができています。ですので、実務をすればするほど「好き」になっていていくのだと思います。

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