1. 三豊市でも増えている「相続登記まだ」の土地問題

　近年、三豊市でも「親の名義のまま放置されている土地・家」が増えています。
たとえば、

• 詫間町の実家を空き家のままにしている
• 兄弟で共有だけど誰も管理していない
• 登記簿を見たら、祖父母の名前のままだった

　こうした土地は「所有者不明土地」となり、売ることも貸すこともできない状態になります。
国が相続登記を義務化した背景には、こうした地域の土地の動かしにくさがあるのです。

2. 相続登記義務化って何？いつまでにやらないといけないの？

　令和6年（2024年）4月から、相続で不動産を取得した人は3年以内に登記を申請する義務があります。
　過去の相続についても、**「施行日から3年以内（＝2027年3月末まで）」**に登記しないと、10万円以下の過料を科される場合があります。

　つまり、今のうちに「誰がどの不動産を引き継ぐのか」をはっきりさせておくことが、これからの時代の"あたりまえ"になっていくのです。

3. 自分でやる場合と専門家に頼む場合のちがい

　「自分でやってみようかな」という方も多いでしょう。
　法務局では30分枠の無料相談を行っており、書類の書き方も教えてもらえます。
時間が取れる方なら、ご自身で登記を済ませることも不可能ではありません。

ただし、実際にやってみると――

• 戸籍の取り寄せが思った以上に大変
• 相続関係説明図がわかりにくい
• 相続人の人数が多くて同意がまとまらない
• 申請が通らずやり直しになる

こうしたご相談を本当に多く受けています。

　しかも、「登記が終わればもう安心」ではないのです。
次の相続や売却、名義変更の際に問題が出るケースが多く見られます。

4. 「登記したあと」が大切――次の相続・名義変更でつまずかないために

　たとえば、お父さま名義の土地を息子さんへ名義変更したあとに、その息子さんが亡くなると、次の相続がすぐに発生します。
　登記そのものは終わっていても、遺言や財産分けの方針が決まっていなければ、家族が困ることに。

司法書士や行政書士などの専門家に相談すると、

• 二次相続・将来の相続を見越した登記
• 遺言・家族信託の活用
• 不動産の整理・売却準備

まで含めてアドバイスが受けられます。
つまり、"登記の後の安心"をつくるのが専門家の仕事なのです。

5. 登記だけ代行する"業者"との違い

　インターネットで「相続登記 代行 ○○円〜」といった広告を見たことはありませんか？
　これらの多くは"司法書士や行政書士ではない業者"による代行サイトです。
業者は登記の書類を集めて提出するだけで、法律や税務の相談はできません。

一方、司法書士や行政書士は国家資格者として、

• 相続人の調査・確認
• 登記に伴う法的判断
• 将来を見据えた遺言・節税・信託提案

　まで行うことができます。一度確認した相続人の方たちの状況を基に、今後発生しうる相続に対する対策のアドバイスをすることができます。
「その登記をどうするか」ではなく、**「その家族のこれからをどう守るか」**を考えるのが専門家の役割です。

6. アイリスあんしん終活相談所の無料サポートとは

私たち**アイリス国際司法書士・行政書士事務所（高松市）**では、三豊市・観音寺市エリアの方も対象に、
「アイリスあんしん終活相談所」という無料相談窓口を開設しています。

ここでは、

• 相続登記のご相談（義務化対応）
• 遺言書・家族信託などの生前対策
• 税理士・行政書士との連携サポート
• オンライン・Zoom相談対応

などをすべて手続きが発生するまでは無料で行っています。

7. 三豊市・観音寺市の方へのメッセージ

　相続登記の義務化は「期限までに登記すれば終わり」ではありません。
　それは、**"家族を守るためのきっかけ"**でもあります。

三豊市で相続登記をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
「登記」も「その後の安心」も、私たちがしっかりとお手伝いします。

【無料相談のご案内】

生前対策・相続対策に関する無料相談は随時受付中です（完全予約制）。

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また、相続税対策・登記相談も含めた無料相談会も開催中です：

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・詳細はこちら：相談会ページへ

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